久留米市 シェアハウス施工事例 戸建てリノベーション
古い家から、シャアハウスへ
建物
古い住宅だったもを、料亭にし、その後、高齢者の方への間貸しをされていた建物です
築30年程度。木造。
リフォーム内容
・間取り変更
・水回りの新設・改築
・部屋内装の変更
・併設のカフェスペース
・建築用途を寄宿舎へ変更
リフォームのきっかけ
お施主様が、新たに、一人生活が不安な高齢者とシングルマザーが一緒に住むシェアハウスをされたいという構想を描かれており、もともと持っていらっしゃった建物を改築し、カフェ併設型のシェアハウスにしました。
リフォームのコンセプト
今回対象とする高齢者は、いわゆる介護が必要な方ではありません。まだ身の回りのこともなんとができるけれども、年齢も高齢化し、身寄りも近くにおらず生活に不安を抱えている方を対象としています。そんな方が、若いシングルマザーやそのお子さんたちと、交流しながら、お互い助け合い、過ごせるような空間にするということが今回のコンセプトでした。
キッチン
緑がきれいな明るいキッチン
Before
After
浴室
こだわって選び抜いたユニットバス!
Before
断熱施工もされていないので、冬はとても寒く、床はとても冷たい浴室でした。こういう浴室は、高齢者のヒートショックにつながりやすいので注意が必要です。
脱衣場は広いのですが、脱衣場と洗面所に仕切りがないので、お風呂に入っているときは、洗面所を使えないという使い勝手が悪い状態でした。
After
ユニットバスに入れ替えました。床も樹脂製のもので、冷たさを感じにくく、水はけもよいものです。ユニットバスのパネルもカビが付きにくいタイプのものを採用しています。
浴室と洗面所の間に間仕切りを入れ、脱衣場を設けています。脱衣場にも洗面台が据えてありますので、洗面台と脱衣場の2台の洗面台です。
トイレ
シェアハウスなので、トイレは3か所あります。
Before
トイレは二つありましたが、間仕切りがカーテンになっていましたので、プライバシーの問題がありました。
After
外部の窓を二つにし、真ん中に壁を設けて、二つの個別のトイレにしました。
Before
2階のトイレの場所はもともとはシャワールームでした。
2階の洋室を広くし、トイレにしました。
After
新しく作ったトイレは、背面に黄色のアクセント色を使うことで明るい印象のトイレになりました。トイレの後ろに付けた棚板は、ちょっとした物置や飾り棚としても便利です。
居室
アクセントを付けた壁紙で明るい空間に!
Before
もともとは、和室の部屋でした。
部屋も襖で仕切られているだけでしたので、シェアハウスにするには、プライバシーがなさすぎるのも懸念でした。
After
間仕切りも変えて、一部屋ずつ収納を設けました。扉は全て引き戸にしてあり、施錠も可能です。居室ごとに色を変えて、少しずつ違た雰囲気にしています。
2F居室
シングルマザー用の居室。
Before
After
和室から洋室へ雰囲気を変えました。
シングルマザー向けということで、簡易の流し台も置いています。
Before
After
部屋が暗かったため、正面の窓を大きくしています。間仕切りを取り払い部屋の奥行きも大きくしました。
外部
外壁塗装と外壁のサイディングの貼替。
Before
After
外壁には際立った老朽化がなかったので、間取り変更により、外部に影響のある部分は、サイディングを貼り、既存に影響のないところは、塗り替えを行いました。 植栽を植えるための庭も設けています。