大型の音楽教室づくり
福岡県 久留米市 木下楽器店様 YAMAHA ミュージックレッスン ハーモニーセンター
工事内容
・ピアノ、エレクトーン練習室
・店舗全体の改装
形体
・店舗改装
完成写真
新築で防音室を作りました。
もともと、スーパーマーケットだった建物を改装して、YAMAHAのミュージックレッスンを行なう音楽教室を作りました。子供も大人も利用するスペースですので、どこか家庭的で、落ち着いたエントランスにしています。
楽器に応じて、大小さまざまな防音室を作りました。
8台のエレクトーンを弾く部屋は、吸音もしっかり
こちらは、エレクトーン8台にピアノ1台といった大型のレッスン室です。非常に大きな音がでますので、普通の内装だと音が響きすぎて、演奏ができません。ここでは、残響を少なくするために、壁、天井に化粧吸音材を貼るなどしています。
壁には吸音材と自然素材の珪藻土
こちらは、ピアノ1台とエレクトーン1台を置いたレッスン室です。先ほどとは違い、壁には、化粧の吸音材を貼った面と、珪藻土を塗った面とがあります。吸音材だけでは、吸音をしすぎて、ピアノの音が上手く響かないこともあります。また、密室になる防音室の室内の空気を珪藻土で改善する狙いもあります。
壁の曲面に木のパネルを貼って調音
こちらの部屋は、グランドピアノと電子ピアノを置いた練習室です。写真右手の壁に曲面がありますが、ここには木目のパネルを貼っています。このように、天井や壁の一部で吸音をしつつも、一面だけは木のパネルで仕上げると、アクセントにもなる一方で、音も適度に響くようになります。
ピアノ2台を入れる防音室は、高い吸音性と共に響きも残す
グランドピアノ2台を入れている練習室です。狭い部屋にピアノが2台ですので、写真でみても分かるように天井と壁3面は化粧吸音材で覆っています。
しかしピアノの響きを全部消してしまわないように、奥の一面だけは、吸音ではなく、珪藻土での内装仕上げにしています。
しかしピアノの響きを全部消してしまわないように、奥の一面だけは、吸音ではなく、珪藻土での内装仕上げにしています。